ご挨拶当技工所は義歯専門歯科技工所として令和2年4月20日の創業を開始いたしました。
2003年4月から2020年2月まで東京にて義歯製作業務を行なっており
2020年3月に本籍地である岩手県一関市に移住しました。
一関にはかつて祖父が診察を行なっていた診療所「武田歯科診療所」があり
そこに併設されている母屋に移り住むと共に同敷地内に事業所を設立し業務を開始いたしました。
業務内容と特色事業所には
保険一般の義歯・保険対応熱可塑性レジンフルデンチャー・金属床・ノンクラスプデンチャー設備を備え幅広い業務が一元的に製造できる環境を整えております。
また昨今のパラジウム合金の高騰への対応として保険でもコバルトクロム合金を標準仕様として製作を行っておりますため金属価格による財政の圧迫を大幅に軽減することが可能です。
また当技工所で用いるコバルトクロム合金は近年新たに開発された高い靭性と弾力性を誇るニッケルフリーの合金であり、チェアサイドにおける調整が発生した場合においても破折しにくく経年変化によって起こる度々の調整においても大変有用な材質となっております。
また特殊なワックス材料を用いることにより上記参考写真に掲載いたしました様に保険範囲でも大規模な金属部品を製作できる体制を整えております。
先に申し上げました新型コバルトクロム合金と組み合わせることにより軽く破折しにくく、
保険義歯でありながらも金属床に比肩しうる耐久性を発揮させることに成功いたしました。
技工物のお届けについて近隣の歯科医院様へは直接お届けさせていただきます。
また各種交通機関を用いる距離ならびに県外及び関東圏など遠方の医院様におきましては、各種宅配便を用いたお受け取りと発送による業務のお取り引きも承っております。
歯科技工所様・院内ラボ様からのご注文当歯科技工所は金属部品のみでのご注文も承っております。
クラスプ及びバー単体さらには一体形成金属部品のフレームから本格的な金属床のフレームに至るまで受注を承っております。
ご用命の際にはお気軽にお申し付けください。
最後に
歯科医院様、そして患者様のご要望にも柔軟に対応できる体制を整えていると共に
自身の持ちうる知識・経験・技術を用いて高い精度を安定して発揮する義歯を作り続けて参りたいと考えております。
是非一度ご注文賜ることができればと思います。
信頼に足る良き歯科技工所として務めを全うさせていただきます。
2020年5月武田歯科技工所代表 武田正嗣(タケダ マサツグ)